雛人形の飾り方と道具の名前や意味から片付けの方法まで

*公開日: 

ひな人形-1
もうすぐひな祭り。。。
雛人形を飾って、お祝いしたいですね。

でも…、雛人形を飾るのは年に一度だし
お雛様の道具もいろいろあって…と、
飾り方があやふやでイマイチ不安だってことありませんか?

それに、子供には正しい飾り方やウンチクを伝えていきたいですよね。

雛人形と道具の飾り方、
ひな祭り後の片付けの方法をまとめました。

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雛人形の飾り方で内裏雛の左右や他の段は大丈夫?

雛人形を飾る時期は、立春ころからとされています。
ひな祭りギリギリにならないように余裕を持って飾りましょうね。

雛人形は、直射日光の当たらない場所に飾ります。
直射日光は、衣装の日焼けや色あせの原因になりますから…。


雛人形の飾り方を、七段飾りを例に説明していきます。

お雛様は上の段から飾っていきます。
誤って落しても下の人形をキズつけないようにするためです。
(右の画像をクリックすると「人形の東玉」に飛びます)

人形の東玉・七段飾り

<最上段>内裏雛

男雛を向かって左に、女雛を右に親王台の上に飾ります。
京都では、男雛と女雛の左右が逆になります。

後ろに金屏風、左右に雪洞(ぼんぼり)
三方揃(さんぽうそろい)を飾ります。

<六段目>三人官女

・立つ官女がふたり・座る官女がひとりの場合
→座る官女を真ん中に、
立つ官女は外側の脚が前に出るように左右に立たせます。

・座る官女がふたり・立つ官女がひとり
→立つ官女を真ん中にします。

手に持たせるのは、向かって左から提子(ひさげ=丸い入れ物)、三方(又は島台)、長柄(ながえ=長い入れ物)です。

官女の間に和菓子をのせた高坏(たかつき)を置きます。

<五段目>五人囃子

向かって左から、太鼓、大鼓、小鼓、笛
右はしは扇を持つ謡い手を飾ります。

<四段目>右大臣、左大臣

右大臣、左大臣と呼ばれる随身(ずいじん)

左大臣(老人)は向かって右に、
右大臣(若者)は向かって左に飾ります。

冠をかぶせ左手に弓、
右手に矢の羽を下して持たせます。
背負い矢は、向かって右の肩から羽根の先が見えるようにします。

中央に菱餅とお膳を置きます。

<三段目>仕丁(しちょう)

外出する時の従者の役を務めるのが仕丁です。衛士(えじ)ともいいます。

向かって左に台笠(だいがさ)、真ん中に沓台(くつだい)、
右に立傘(たてがさ)を持たせます。
京風は、左に熊手、右がほうきを持たせ
真ん中の仕丁の前にちりとりを置きます。

向かって左に橘、右に桜を飾ります。

<二段目>嫁入り道具

嫁入り道具を飾ります。
左から、箪笥(タンス)、長持、鏡台、針箱、火鉢、茶道具を並べます。

<一段目>その他

左から、お駕籠(カゴ)、重箱、御所車(牛車・ぎっしゃ)が並びます。

※最近では、三段飾りや五段飾りなど、段飾りのバリエーションも豊富です。
段の数によって、内裏雛以外のお人形や道具は違ってきますが、上記の基本の七段飾りを参考に飾って下さい。


雛人形の道具の名前や意味と並べ方をマスター

雛人形と共にひな壇に道具も並べます。
主な道具の名前と簡単な意味をご紹介しておきます。

<最上段>
・三方揃(さんぽうそろい)
瓶子(へいし・・壺の一種)に桃の花をさして三方にのせたもの。

<六段目>
三人官女が持つ道具

・提子(ひさげ)
つると注ぎ口のある小鍋型で、銚子にお酒を入れるためのもの。

・島台(しまだい)
島の形をした脚付きの台で、祝い事のときに飾る縁起物です。

・長柄(ながえ)
盃にお酒を注ぐもので、長い柄があるので長柄と呼びます。

<五段目>
五人囃子の持つ楽器。
太鼓、大鼓、小鼓、笛、扇

<四段目>
・菱台
ひし餅がのっています。
ひしもちは、白、緑、ピンクの三層ですが、白は雪・緑は芽吹く新緑・ピンクは桃の花を表現しています。

・掛盤膳(かけばんぜん)
黒塗り金蒔絵の装飾がほどこされた豪華なお膳です。

<三段目>
・右近の橘 左近の桜
京都御所の庭に植えてある様子で、右大臣は西を守る橘を管理し、左大臣は紫宸殿の東を守る桜を管理していたことから名付けられました。

<二段目>
・箪笥、長持、鏡台、針箱、火鉢、茶道具
嫁入り道具一式は、金蒔絵の豪華な調度品です。

<一段目>
・お駕籠、重箱、御所車
大名の姫君のお輿入れを表しています。


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雛人形を片付ける時期や方法 注意するポイント

ひな祭りが終わったら、
雛人形はすぐに片付けるようにしましょう。
婚期が遅れるなんてよく言われますしネ。。。

雛人形の片付ける方法と注意するポイントをまとめました。

*片付ける時期はお天気が良く、空気の乾いた日を選びます。
*お人形の顔や手足に直接に触れないようにします。
*防虫剤は控えめに。(入れ過ぎると逆に顔や衣装のシミを招きます)


<片付けの時、用意するもの>

・布の手袋
・羽根バタキ
・細筆
・人形を包む布、やわらかい紙かティッシュペーパー
・人形用の防虫剤

1)手袋をして、羽根バタキや細筆のほぐれたもので、雛人形の顔や着物道具についたホコリをよく払います。

2)お人形の持ち物を外します。
なくさないように、段ごとにまとめてビニール袋などに入れ、どの段のものか書いておくと、次に飾る時に便利です。

3)乾いた布で台やお道具類をきれいに拭きます。

4)お人形のお顔を柔かい紙(ティッシュペーパーでも可)で包みます。
着物も紙で包みますが、強く包むと型崩れの原因になりますから、優しく扱います。

5)箱に納める時は、隙間にうす紙などやわらかい紙をつめ、人形が動いて傷つかないようにします。上から柔かい紙で全体を覆います。

6)覆った紙の上に防虫剤を置きます。(一箱に2個程度)

7)お道具類も柔かい紙で包み、箱に納め同じように柔かい紙で覆います。
防虫剤は不要です。

8)押し入れの上段や天袋など高い位置に収納します。


雛人形の飾り方・・・まとめ

あやふやになりがちな雛人形の飾り方についてまとめました。

全て飾った後に写真を撮っておくと、来年は楽ですよ。
(写真はプリントしてお人形さんと一緒にしておく)

ひな祭りが終わったら、雛人形は丁寧にしまってあげましょうね。


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