自転車による交通違反に罰金と講習が義務化|賠償も高額化

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歩道を走る自転車

新入生や新社会人が、ゴールデンウイーク明けにおちいる体調不良を指して”五月病”と呼ぶそうです。

冬の寒さが明け、桜もたんのうし、ポカポカ陽気と表現したくなるような季節ですね。”春眠あかつきを覚えず”です。


子どもの場合は大学生や新社会人と違って、そんなに生活の劇的な変化というのはないと思いますが、それでも”ポカポカ陽気”には要注意です。

特に小学校の高学年ともなりますと、自転車を当たり前のように乗りこなしてると思いますが、新学期もある程度過ぎて慣れだした頃が要注意です。

子どもが起こした自転車事故で「高額賠償」というニュースもありますし、道路交通法も昔と変わって、自転車を明確に”車両”と位置づけています。

子どもの責任者である親も、この自転車に関わる”道路交通法”を熟知しておく必要があると考えます。

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自転車に関係する交通違反の罰則罰金と講習の義務化

交通標識

まず、自転車に適用される”交通違反(危険行為)”を熟知しておいて下さい。
(全部で14項目あります:警視庁HPより)

1)信号無視
2)通行禁止違反
3)歩行用道路における車両の義務違反(徐行違反)
4)通行区分違反
5)路側帯通行時の歩行者の通行妨害
6)遮断踏切立ち入り
7)交差点安全進行義務違反等
8)交差点優先者妨害等
9)環状交差点安全進行義務違反等
10)指定場所一時不停止等
11)歩道通行時の通行方法違反
12)制動装置(ブレーキ)不良自転車運転
13)酒酔い運転
14)安全運転義務違反

※先ほど自転車は”車”扱いだと申し上げましたが、この14項目を見てもそれがお分かりいただけると思います。


これらの行為をやって、3年間で2回以上(2回も含む)検挙されると、自転車運転者講習が義務付けられます。(罰則・罰金は別途説明します)

自転車運転者講習は、

・指定された期間内の受講
・講習の時間は3時間
・受講手数料は5,700円
…となっています。

この義務を怠り受講しなかった場合、5万円以下の罰金となります!


ついこの間まで、それこそスマホやケータイの出始める頃までは、自転車は車というよりは人間寄りの存在だったと思いますが、今はそうじゃないんだとハッキリ認識を変える必要があります。

これには、自転車による交通事故(それも人身事故)の多発が影響しているようです。


子供による自転車事故に対し裁判所が高額の賠償を命令

大きくニュースで取り上げられましたのでご存知と思いますが…、
小学5年生の起こした自転車事故に裁判所が9,500万円の支払い命令を出しました。。。

認識を変えましょうと言ったのはこのことです。

以前だったら「子どもがやったことだから…」という風潮もあったのに、今はおとな同様裁判にかけられて、”賠償金”が9,500万円ですよ。

車による交通事故と何ら変わりません。


小学5年生に9,500万円も払えるわけがなく、自転車ですから”保険に入っていない”は普通に当たり前だと思います。

どうするか…、子どもの保護責任者である”親”が、子供に代わって何らかの方法で払い続けるしかないですよね。

子どものために良かれと思って”自転車”を買い与え、乗れるようになるまで練習に付き合った結果がこれじゃぁ浮かばれません。

でもね、被害者にとってみれば、相手が子どもだろうが大人だろうが、こうむった被害に軽重はありません。最悪、命を落としたり、事故のせいで寝たきりになったりもします。被害者の生活が成り立たなくなるわけです。

お子さんにこういった「全てを理解させる」のは難しいと思います。
…思いますが、口をすっぱくしてでも言い続けるか、それができないようで
あれば、自転車を取り上げることも考える必要があると思っています。

※自転車の重大事故を想定した”自転車保険”はコチラでご確認下さい。
http://sakidori365.com/2899.html


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自転車に関係する交通違反の詳細と罰則罰金の関係は?

先ほど14項目の交通違反(危険行為)を出しましたが、主要な項目とそれがどのくらいの【罰則・罰金】に相当するのかを説明します。

くれぐれも申し上げますが、【罰則・罰金】と【賠償金】は全く別物の話になります。被害者への賠償責任は別途ついてまわるとお考え下さい。

【交通違反(危険行為)と罰則・罰金の関係】
(◆:実刑あり *:罰金・科料・注意)
◆3か月以下の懲役か、5万円以下の罰金
・遮断機が下りた踏切への立ち入り
・信号を無視する
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*5万円以下の罰金
・夜間、ライトをつけずに走行する
・ブレーキのない自転車での走行
・片手運転(傘差し、携帯電話操作、犬の散歩など)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*2万円以下の罰金または科料
・歩行者に道を空けさせるためにベルを鳴らす
・二人乗り
・並んで走る
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*禁止行為
・イヤホンなどで音楽を聴きながらの走行
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※子どもにコレはないでしょうが…
◆5年以下の懲役または、100万円以下の罰金
・飲酒運転


子どもに対して”実刑”はありえませんが、罰則・罰金との関係は以上のようになっています。


自転車事故|保険無しでは乗れません・・・まとめ

先ほどらい申し上げてますが、自転車は”くるま扱い”です。

車には、他者を傷つける可能性があるため、万が一に備え”保険(自賠責や任意)”をかけて皆さん運転すると思います。

ところが、自転車には”免許”という考え方がありませんし、保険をかけるという感覚も、今まではありませんでした。

車が”凶器”だというなら、自転車も”凶器”だということです。


意識を変えましょう! 自転車事故をカバーする保険に入っていなければ、自転車は乗るべきではありません。

今回は子どもの自転車事故に関連して話を進めましたが、大人が事故った場合でも同じということは分かっていますよね。


「飲んだら乗るな! 乗るなら飲むな!」の標語は自転車も一緒です。

だって、自転車も”くるま”なんですから。。。


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