食中毒に気を付けたい一人暮らし 原因となる食べ物と予防は?

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一人暮らしをしている人の中には、ガンバって自炊をしている人も多いでしょう。

一人暮らしだと、ついつい作り置きしたり多めに買い置きをしてしまうこともありますよね。

ですが、これからは食中毒が気になる季節です。
作り置きした食事が、ちょっとキケンなものに変わってしまうかもしれません。

食中毒の原因となる細菌の種類や、予防するために気をつけたいポイントについてまとめました。

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一人暮らしの人が注意したい食中毒の種類

一人暮らしで自炊している人は、ぽかぽか陽気の春から高温多湿の夏は特に、調理や食品の保存に注意が必要になります。

食中毒になると、激しい腹痛や下痢、嘔吐などの症状のほか、頭痛や発熱を伴う場合もあります。

こんな食中毒には、原因によりいくつかの種類があります。

<細菌性食中毒>

細菌が原因で起こる食中毒で、6月~8月の夏場に多く発生します。
感染型と毒素型があります。

*感染型
細菌に感染した食品を食べたことで、体内で増殖した細菌が腸管の表面や細胞内に入り込んで発症します。

*毒素型
食品内で増殖した細菌が毒素を出し、その食品を食べることにより発症します。
感染型より潜伏期間が短いという特徴があります。

<ウイルス性食中毒>

ウイルスに汚染された食品を食べたり、感染者を介して発症します。
大部分がノロウイルスで、人の腸内のみで増殖します。

<自然毒食中毒>

動物や植物が本来持っている毒素を摂ることで起こる食中毒です。
(ふぐ・二枚貝・毒キノコなど)

<化学性食中毒>

洗剤や農薬の誤飲、食品添加物などからひき起こされるものです。

<寄生虫食中毒>

生鮮魚介類や肉類、水などにいる寄生虫によってひき起こされる食中毒です。


一人暮らしの人が注意したい食中毒の原因となる食べ物

食中毒の原因の7~8割を占めるのが細菌性食中毒です。
代表的な細菌の種類と原因となる食品についてまとめました。

<感染型>

*腸炎ビブリオ
海水に生息し、真水や酸に弱い菌です。

主な原因食品:魚介類(主に生食)
予  防 : 魚介類は真水で洗い、加熱調理する。(75度1分以上)

*カンピロバクター
ペットを含むあらゆる動物に常在しています。

主な原因食品:食肉(特に鶏肉)
予  防 : 十分な加熱

*サルモネラ
ペットや河川、下水にも分布しています。
少量の菌でも発症します。

主な原因食品:鶏卵、食肉(特に鶏肉)
予  防 : 食肉類の生食はさけ、加熱調理する(75度1分以上)
       卵は冷蔵庫で保存

*病原性大腸菌
よく知られているものにO-157があります。
病原性大腸菌のほとんどは食品から感染しますが、O-157だけは人からも感染するという特徴があります。

主な原因食品:多種の食品・井戸水
予  防 : 井戸水は定期的に検査する
       生野菜はよく洗い、
       食肉は中心部まで十分に加熱する。(75度1分以上)

*ウェルシュ菌
酸素が少ない状態で増殖する菌です。

主な原因食品:肉類、魚介類、野菜などの煮物が多い(カレー・シチュー)
予  防 : 調理後は早めに食べる。
       保存する場合は、鍋ごと氷水に当てながら冷やし
       タッパーなどに小分けして冷蔵庫へ。

<毒素型>

*黄色ブドウ球菌
人の皮膚や鼻、のど、とくに化膿した傷に多くいます。
増殖し作られた毒素は、熱にも乾燥にも強い性質です。

主な原因食品:おにぎり、サンドイッチ
予  防 : 調理する時に使い捨てのビニール手袋を使用する。

*セレウス菌
土壌や粉体食品に生息しています。
食品中で増殖すると毒素を産生します。

主な原因食品:米や小麦を原料とする食品が多い。
       (チャーハン、ピラフ、スパゲティ)
予  防 : 米飯、スパゲティを常温保存しない。
       1度に大量の米飯、麺類を調理しない。

*ボツリヌス菌
食品中で神経性の毒素を産生します。

主な原因食品:真空パック、缶詰、魚肉発酵食品
予  防 : 低温保存し、期限表示内に食べる。
       真空パックや缶詰が膨張していたら食べない。


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食中毒を予防するためのポイント

一人暮らしで食中毒になると、吐き気はするし、お腹は痛いし、トイレにも行かなくちゃで、ホントに大変です。。。
ひどい時は病院へ行かなければなりません。

そんなツライ食中毒にならないよう、予防するためのポイントをお伝えします。

<買い物>
*消費期限を確認し、肉や魚などの生鮮食品や冷凍食品は最後に買います。

*肉や魚などは汁がほかの食品につかないようにビニール袋に入れて持ち帰ります。

<家での保存>
*買ってきた肉や魚はすぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れます。

*冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に保つよう、詰めすぎには注意です。

*余ってしまいそうなものは、早めに冷凍保存します。

<下準備>
*調理の前、生肉や魚、卵を触ったら石鹸で手を洗います。

*生肉や生魚を切った包丁やまな板は洗剤でよく洗い、できれば熱湯で消毒しておきます。台所用殺菌剤の使用も効果的です。

*野菜と肉・魚を切るまな板を裏表で分けたり、先に野菜を切ってから肉・魚を切ることを心がけます。

*冷凍食品は使う分だけを解凍します。解凍は冷蔵庫や電子レンジを利用し、自然解凍は避けます。

*下準備で汚れた調理台や流しを清潔にします。

*食器用スポンジやふきんなども、細菌が付着して増殖しやすいので、使用後は除菌をします。

ふきんは洗ったあと台所用漂白剤につけ、除菌をします。
食器用スポンジも使用後に水ですすいだ後、台所用漂白剤に約2分つけ、
水ですすいで乾燥させます。

<調理>
*手を石鹸で洗います。

*肉や魚は十分に加熱します。
火が通りやすいように薄く切ったり、時間をかけて蒸し焼きにするなど、中までしっかりと火を通します。
中心部を75℃で1分間以上が目安です。

*電子レンジを使う時は、時々かき混ぜるなどして食品全体に熱が加わるようにします。

<残った食品>
*残った食品は清潔な容器に入れ、冷蔵庫で保存します。

*十分に加熱してから食べます。

*細菌が繁殖しているかどうかはにおいや味、見た目だけではわかりません。
時間が経ったもの、あやしいなと思ったものは思い切って処分しましょう。

嘔吐や下痢の症状は、原因物質を排除しようとする体の防御反応です。
食中毒かもと思ったら、市販の下痢止めの薬をむやみに飲まずに、
早めに受診しましょう。


一人暮らしでは食中毒に注意・・・まとめ

春から一人暮らしを始めて、自炊の初心者という人も多いと思います。

そんな方に向けて、食中毒を起こす原因や予防するポイントについてお伝えしました。

料理も慣れてくると、衛生面で怠ってしまうことがあるかもしれません。

食中毒を予防するために、見直してみて下さいね。


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